A-YU-STUDIOとはこのサイトの管理人「安達ゆか」が始めたアート活動やその作品における屋号のようなものです。

名前の由来は「Adachi Yuka」のアート作品を生み出す「Studio」ということで「A-YU-STUDIO」としました。

トップページのごあいさつでも少し触れていますが、幼いころから絵を描いたり、何か作り出す作業が好きでした。

イラストレーターになるのが夢でしたが、成長するにつれ現実を見るようになり、短大卒業後就職したのは営業事務の仕事。
でも、このままでは後悔すると思い、IllustratorとPhotoshopの基礎を学びました。

結局デザイン系の仕事に就職することなく、パートをしながら出産・子育てに追われる日々でしたが、パートの仕事を一旦辞めた時に転機が訪れました。

「せっかく時間ができたのだから、しばらくは好きなことをして過ごそう」

そう開き直って毎日趣味のイラストをブログにアップすることにしました。すると、それを続けているうちに、いくつかのギャラリー様からお声掛けいただき、展示してみないかとお誘いを受けたのです。それが今から11年前のこと。

以来、主に大阪のギャラリー様で行われるグループ展などに定期的に出させていただくようになりました。

始めた頃は、水彩絵の具をつかった淡い色合いのゆるキャラ的なイラストばかり描いていました。

5～6年ほど前に、なぜか急にゼンタングルのような白黒の細かい絵に興味が湧き、一度自分でも描いてみようと思いました。すると、とても楽しいのです。

そこから、私の相棒は水彩絵の具から黒い極細のペンへと変わりました。

どれだけ目が疲れても、肩が凝っても、極細のペンで線や点を細かく描き込んでいく時は集中力の塊になって、時間がたつのも忘れましてしまいます。

自分のイラストには全く自信が持てなかったのですが、そんな作業を続けていくうちに

「自分の集中力と根気強さは武器かもしれない」

やっと、そう思えるようになりました。